株式会社オーダースーツSADAでマネージャーを務めるTさんに、アパレル業界で働く男性社員のリアルな働き方やキャリアについてお話を伺いました。
前職はカジュアル系アパレルブランドで勤務していたTさん。「オーダースーツについては全く知らなかった」と笑いながら語るが、未経験から飛び込んだこの世界で、結果を出し続けてきた現場主義の実力派。
現在は10店舗程を統括しながら、スタッフの指導・売上管理・企業商談まで幅広く担当。 「マネージャーの仕事は管理がすべて」と語るが、その根底には「負けず嫌いで、常に数字で一番を取りたい」という強い意志が伝わってきました。
もともとカジュアル系のアパレルブランドで働いていたのですが、コロナ禍のタイミングで「違うブランドに挑戦したい」と思い、転職活動をはじめました。
そこで、たまたま目に入った業界が、オーダースーツ業界でした。紳士服は、まったくの未経験でしたが、「オーダーでつくる」という仕組みに惹かれ、面白そうだと思ったことがきっかけです。
実は、最初からマネージャーを目指していたわけではありませんでした。 ただ、もともと負けず嫌いな性格なので、結果にこだわり、数字を追い続けていたら、マネージャーになっていました。
一言で言えば「管理」。店舗、人材、売上、すべてに関わります。 販売会や研修、面接、企業様との商談も行いながら、10店舗以上を統括するので単純に責任の幅も大きいです。
怒るのではなく叱ることを意識し、自分の言葉で本質を伝えるようにしています。 また、普段から雑談ベースでコミュニケーションをとることも大切にしています。常に現場にいるわけではないので、信頼関係をどう築くかが大事です。
店舗によって客層も、スタッフの強みも違う。だからこそ、全店を同じ目線で見るのではなく、できるだけ客観的に店舗の状況に合ったアドバイスができるよう心がけています。
スーツは、もともと男性需要が大きい業界です。カジュアル系のアパレルブランドだと女性が多い業界というイメージが強いですが、オーダースーツは逆です。
自分みたいに体格が大きいと、スポーツをやっていたお客様と、共通の話題をしやすかったり、信頼されやすかったりします。そんなふうに、お客様との共通点が強みになる業界です。
正直、不安はあまり感じていませんでした。販売員としてキャリアを築くために重要なことは、数字をつくり、実績を上げることです。 どんなに人望があっても、結果がなければ説得力がありません。
逆に結果を出せば、自然と人がついてきてくれる。販売職や接客業は、数字が分かりやすく出る仕事なので、そこは逃げられない部分だと感じます。
以前スーツを作ったお客様の息子さんが、結婚されるとのことで、「両家の顔合わせのスーツをお願いしたい」と指名してくれたことがありました。 そういうときに「この仕事をやっていて良かったな」と思います。
お客様に「このスーツと同じように作って欲しい」と頼まれ、その通りに作ったことがありました。でも、仕上がりを見て「なんか違う」と言われてしまった経験があります。 そのときに、言われた通りに作るだけではなく、プロとして提案すべき部分はちゃんと伝える必要があるのだと学びました。
まずはマネージャーとして一人前になるためにも、自分が統括しているエリアを「売上No.1」にすることに集中しています。数字がすべてではありませんが、やはり実績を出す人には人がついてくる。そこが販売職のリアルだと思っています。
スーツが好きじゃなくても大丈夫です。接客が好き、人と関わることが好き、という気持ちがあれば、絶対にやっていけます。
たとえば、趣味の話、旅行、スポーツ、全部が接客の引き出しになります。 だからこそ、「自分には何もない」などと思わずに、この業界でこれまでの経験を全部武器にしてほしいです。自分の経験をそのまま仕事に活かせることが、この仕事の面白さです!
Tさんが、普段の接客でどのようにお客様と接し、オーダースーツを仕立てているのか、密着取材をさせていただきました。オーダースーツ販売員の詳しい仕事内容が気になる方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
株式会社オーダースーツSADA
株式会社オーダースーツSADAは、創業から100年以上の歴史ある会社です。オーダースーツ業界の敷居の高さを覆し、高品質で手頃な価格のオーダースーツを提供し、業界を先導する企業として多くのお客様から支持を集めています。
お客様だけではなく、「社員へのおもてなし」にも注力しており、残業をしない風土づくりの徹底など、社員のワークライフバランスの向上にも努めています。